ゴキブログ一覧
2023 .2.28
コウガイビルの卵孵化
Hammerhead worm egg hatching
孵化しました.
最初,親が側にいるので食べてしまったと思ったのですが,孵化後の卵殻がこのように割れた風船様になっており,ニューヤリそっくりなので多分孵化だろうと確信.
探すと5匹.
飼育マニアとして嬉しい瞬間です.
体長はこのように伸びた状態で14mm.
意外だったのは,成体は真っ黒なのに幼体は淡褐色.
飼育して見ないと分からない物です.
さあ,これからが大変.
この仔たちの餌をどうするか?
というわけで,とりあえず白ワラジを入れて置きました.
2023 .2.27
ヨロイモグラゴキブリ
Macropanesthia rhinoceros
2ケージ揃ってマットに潜り生活を始めた.
1つ目.
2つ目.
しかも,雌だけ.
両ケージとも♂は外を歩き回っています.
2匹揃って同時に!
最近行ったことといえば,マット交換と肉を入れたこと.
しかし,マット交換は1ヵ月も前で,最近まで雌雄とも外をうろついていた.
後は肉を入れたことだが,食べたのは片方のケージだけ.
春を感じて産卵準備に入ったのでしょうか?
以前も突然潜りだす現象は確認しているが,必ず生んだ記憶もなく,別々の容器に入っている♀2匹が同時にというのが何とも不思議.
2023 .2.24
コウガイビルの餌
Hammerhead worm food
ニューギニアヤリガタリクウズムシ(特定外来生物なので許可なく飼育は出来ません)は,餌を与えないと餓死というより,自分の栄養を消費しているのか小さくなっていき,最後は消えてしまう(多分この時点で死んでいる).
同じ科の本種もおそらくそうなので,採集してから何も食べていないが,肉眼で大きな姿が確認できるのでまだ餓死はないと思いつつも,飼育している動物が快適に生活してもらうのは飼い主の義務.
と書きつつ,これから出てくるナメクジはどうなんだと言われてしまいそうだが・・・.
餌を・・と思いつつ,この時期はナメクジなど出てこない.
しかし,そんな話したら部員がナメクジとミミズを採ってきてくれた.
まずはミミズを入れたのですが一晩同居させても食わない.
腹減っていないのか,まだ冬眠中か?
それにしては産卵しているのでそんなことはないと思うのだが.
で次.
チャコウラナメクジだと思っていましたが,コウラナメクジか?
入れてしばらくして観察すると食べてました.
ナメクジの方が体系的には太くずっしりとしているのですが巻かれて動けないようです.
食後です.
まだ少し残っていますが,数匹いると綺麗になくなるかもしれません.
とりあえず,餌が調達できれば食べてくれることが分かりました.
これで,しばらくは飼えるという希望が見えてきました.
2023 .2.22
ヨロイモグラゴキブリ続き
Continued from yesterday
結果です.
1ケース目.
この摂食量が多いのか少ないのか判断は出来ませんが食べています.
2ケース目.
こちらは全く手つかず.
本種の飼育はユーカリさえ与えておけばと考えていましたが,改善の余地がありそうですね.
2023 .2.21
ヨロイモグラゴキブリ指を食う
Macropanesthia rhinoceros eat finger
仰天していたヨロイモグラですが,今一つ回復出来ていない様子です.
少し容器内を掃除しようと手に乗せようと指を近づけたところ激痛が.
その時の写真.
この後我慢できずてから降ろしました.
矢印の赤いところが齧られたところ.
ちょっとショックですね.
以前にも他の種では齧られたことあったのですが,それらは雑食の食性でした.
本種は,大きなくくりでは雑食ですが,オオゴキブリに近い植物食のグループだと考えていました.
もしかして,肉類が好き?
冷凍アノールの指を与えてみると即食べ始めた!
その1.
その2.
ムムムムム.
そうなの?
そこで,現在2ケースある容器に入れて確認することにします.
果たして食べるでしょうか?
2023 .2.20
スイングフォッグ
Swingfog
営業所の倉庫から発掘されました.
このタイプは見たことないです.
1985年とあるので私が入社したころの器械です.
今発売されている器械はアルミなどを使い,軽量化され近代的フォルムになっていますが,このころの器械は「鉄」と赤い塗装がいい味を出していて好きです.
現在修理中ですが,動くかどうかは分かりませんが修理できましたら改めてご紹介したいと思います..
2023 .2.17
Henschoutedenia flexivitta
Henschoutedenia flexivitta
5年ぶりの登場となりました.
あまり特徴がないのか,飼育はしていたが話題を見つける事が出来なかった?
しかし,今日こうして見ると前胸背板の紋様が凄く複雑なのに気が付いた.
どこかの国の王家の紋章のよう.
別の個体でアップにしたら,ハクション大魔王の顔にも見えた.
これは,Blaberus craniiferのデスヘッドと争えるほどの出来栄え.
これらの模様は個体差があり識別もできそうだ.
幼虫も良くよく見ると他種では見ない深い色使いをしている.
もう少し人気が出ても良さそうだが,少し臭いのがダメですかね.
ちなみに,和名は誰が付けたか「ジャイアントロブスターローチ」となっている.
しかし,英名を調べてびっくり「large cinereous cockroach」.
そのまんま.
そもそも,ロブスターはどこから来たのかと思ったら,ハイイロゴキブリの英名がlobster cockroach; cinereous cockroach; small cinereous cockroachだった.
こんなに一般的なゴキブリなのにハイイロゴキブリっていまだに1属1種.
まあそうなんだろうけど,ゴキブリって,調べ始めると次から次と話題が出てきて止まらなくなります.
2023 .2.16
コウガイビル産卵
Hammerhead worm lay an egg
コウガイビルが産卵してました.
意外と大きいのでびっくり.
色や形(まん丸)はニュギニアヤリガタリクウズムシの卵に似ています.
ただた大きさはこちらがかなり大きいです.
ニューヤリは数匹出てきますが,果たしてこれはどうなのでしょう.
親です.
1月に採集してきたのですが,餌がないので寒い窓際に置いといたのですが日の動きで春が分かるのでしょうか.
食べるといわれているナメクジやミミズがないので,ニューヤリ用の豚肉を与えてみましたが,手をつけませんでした.
ニューヤリとは食性が少し違うようですね.
2023 .2.15
オガサワラゴキブリまたまたダニ洗い
Wash off cockroach mites.
ダニ発生容器.
この動き,早送りはしていません.
この系統は再発が繰り返されておりすでに5回以上洗いを繰り返している.
再発の理由は全く分からない.
今回を最後にしたいので,翅が無い♀幼虫だけ洗って隔離して隔離飼育する.
オガサワラゴキブリは雌だけしかいないので(リュウキュウゴキブリではないよ)これが出来る.
最悪,幼虫1匹残せば増えてくれる.
しつこく洗う.
ごくまれに失神する個体も出るが,死んだことはない(マネするときは自己責任でお願いします).
でもこの個体は動かない.
少し心配になるが10分しても動かない.
構っていられないのでどんどん洗う.
ほとんど終わりみてみると動き出していた.
洗ったゴキブリはプリンカップに入れ餌のニンジンを入れ保管.
オガサワラゴキブリは,プリンカップ内でヤシガラとニンジンだけで累代飼育できます.
2023 .2.14
ポルテントーサ増えた
Promphadorhina portentosa breed
ペットローチの中でも老舗中の老舗.
餌として日本に入ったのか,ペットとして入ったのが先かわからないが歴史は古い.
そのためか増えるの早い.
成長が早く,孵化後の生存率も高いのだろう.
2023 .2.13
いろんな餌
Various feed
煮干しの続報です.
ツチゴキブリもこの様に骨にしてしまいます.
リンゴもこの様に皮だけに.
リンゴはこの皮の後ろに見えるように乾燥した後ゆっくり食べているようです.
うまく乾燥すればよいのですが,条件(今のところ説明できません)が悪いとカビが出ます.
数に合わせた適量をつかんで入れると良いでしょう.
2023 .2.10
Deropeltis paulinoi完全復活
Deropeltis paulinoi full recovery
幼虫死は全くなくなりました.
卵鞘も沢山.
健康そうな♀.
足がしっかりしています.
クロゴキとは少し動きが遅いので,こういった遊びをしても制御できなくなることはありません.
2023 .2.9
夜のクマネズミ
Roof rat at night
入った直後.
穴から様子をうかがっています.
しばらくすると1匹の雄が様子を身に出てきます.
同じ個体.
お楽しみください.
2023 .2.8
ウスヒラタゴキブリ(八丈島)
Megamareta pallidiola(Hachijojima Island)
増えないです.
ウスヒラタゴキブリの飼育は難しくはないのですが,このケーズは増えないです.
本種の飼育の癖は,飼育後3~4年以降が急に減ること.
しかし,こいつはまだ1年目.
こんなに増えないのは島嶼の秘密があるのか.
理由は孵化し難い.
いろいろやって,現在全滅の危機は回避できたかな?といった状況.
よくよく見ると,本種の複眼って黒くないんですよ.
2023 .2.7
ムカデにダニ
Centipede breeding containers had mites.
真ん中にいます.
ダニが発生しているケースはすでに把握して,管理されていると思っていたのだが,ムカデのケースにもいた.
なんかおかしい.
入るわけないのだが.
そういえば,ヤエヤマサソリのケースにも以前は頻繁に発生していた.
共通点はコオロギ?
ンなわけないと思うのだが,これに関しては確認していなかった.
少し注視します.
というわけで,唯一残っているムカデがこいつ.
2021年にF1ベビーを入手してここまで大きくなりました.
現在約13㎝.
まだまだ大きくなると思います.
楽しみです.
2023 .2.6
キチャバネゴキブリの食痕
Symploce japonica food bite
キチャバネゴキブリを放飼しているシロアリ容器ですが,少し探しただけではゴキブリは見つかりません.
生きているのかわかりませんが,餌を見るとカビだらけの一部が欠けています.
多分食べ跡でしょう.
少し安心できます.
シダも新葉が沢山作られ春に向け緑が増えていきそうです.
暖かくなるのが楽しみですね.
2023 .2.3
苔
Moss
あっという間に1月が終わりました.
明日は立春なんですね.
飼育室窓際の床に昨年から置かれている物.
中はこれ.
当初はシダ類が入っていたのですが消えてしまい,半年ほどほぼ放置してます.
ラップをしてあるので乾燥せず,別の生き物が繁茂してきました.
良い感じです.
2023 .2.2
ひっくり返ったその後
After the overturned Macropanesthia rhinoceros
またひっくり返っていました.
やはり,体力が落ちるとこうなってしまうのでしょう.
自然界では一度裏返しになるとそこで終わり.
助けても一度体調崩すと戻らないのかもしれません.
寿命でもあったかもしれません.
とはいえ,黙って見ていられないので,マットを増やして物理的に仰向けにならないようにしました.
元の繁殖ケージに戻すのは無理そうなので,狭いですがこの容器で面倒見ようと思います.
2023 .2.1
Polyphaga saussurei
Polyphaga saussurei
また採卵シーズンになりました.
篩って卵鞘を採集します.
いつものようにプラカップに入れてヤシガラ入れて保管.
2~3か月後に孵化予定.